【分数】通分と約分について
分数の性質
- 分子と分母に「同じ数」をかけた分数は、もとの分数と同じ数
- 分子と分母を「同じ数」で割った分数は、もとの分数と同じ数
これを覚えておこう
例)
35 の、分子と分母に それぞれ6をかけると…
3 × 65 × 6 = 1830。
つまり 35 と 1830 は同じ数だよ。
(両方とも、小数に直すと0.6)
例)
1520 の 分子と分母を それぞれ5で割ると…
15 ÷ 520 ÷ 5 = 34。
つまり 1520 と 34 は同じ数だよ。
(両方とも、小数に直すと0.75)
約分とは?
約分とは、上で説明した分数の性質を使って、分数を より簡単にあらわすこと。
具体的には、分数の「数」としての大きさは変えないで、分子と分母を より小さい数に直すことなんだ
約分の例)
10100 → 110
36 = 12
812 = 23
通分とは?
通分とは、上で説明した分数の性質を使って、分数たちの分母を同じにすること。
分母が異なる分数は そのままでは大きさを比べられないし、分数の足し算や引き算をすることができないんだ。だから はじめに分母を そろえてから、大きさを比べたり、足し算や引き算をするんだよ
- もし分母の数が同じだったら…
→ 分子の大きさだけで、分数の大きさを比べることができる。 - もし分母の数が異なっていたら…
→ まず通分する。
通分の例)
37 と 25 は、どちらが大きい?
37 = 1535
25 = 1435
分母をそろえることで、37のほうが大きいことがわかった!
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