九九のきまり
3×4について考えてみよう
かけ算の交換法則(こうかんほうそく)
「3×4」の 3をかけられる数 4をかける数というよ。そして、かけ算では「かけられる数」と「かける数」を入れかえても、同じ答えになるんだ。
「3×4」と「4×3」は、同じ答えということだね。
これを しきで書くとこうなるよ。
3×4 = 4×3
かける数が1大きくなると…
「3×4」は「3が4こ」。
これを たし算に直すと「3+3+3+3」。
「3×5」は「3が5こ」。
これを たし算に直すと「3+3+3+3+3」。
つまり「3×5」は「3×4」よりも、3大きいんだ。
このように、九九では かける数が1つ大きくなったり 1つ小さくなると、答えが「かけられる数」のぶん、大きくなったり 小さくなったりするよ。
「3×5」は「3×4 + 3」ということだね。
これを しきで書くとこうなるよ。
3×5 = 3×4 + 3
もしくは、こんなふうにも書ける
3×4 = 3×5 − 3
かけ算の工夫(くふう)
1×1 〜 9×9までの九九は おぼえていても、それより大きな数のかけ算では こまってしまうよね?
そんな時は、考えかたを 工夫してみよう。
下の図でわかるかな? たとえば「3×14」は「3×9 と 3×5」に分けることができるよ。
これを しきで書くとこうなるよ。
3×14 = 3×9 + 3×5
たし算・ひき算・かけ算・わり算が まじったしきでは、かけ算・わり算を先に計算することに ちゅういしよう。
上のしきの右がわ「3×9 + 3×5」は、「27 + 15」となって、答えは42。
このように、3×14を そのまま計算できなくても、3のだんの九九を知っていれば、答えを もとめることができるんだ。
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